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2019.05.01
「FIAT500」タイミングベルト交換!
愛嬌ある表情の
「FIAT500(フィアット・チンクエチェント)」ですが
気が付けば発売から10年余りの歳月が経っています。
色んな箇所が痛んでくる時期ですが、その中でも見落とす事ができない「タイミングベルト交換」について報告しておきます。
日本車ではタイミングチェーン駆動に移行してきてますので、ベルトタイプは減りつつありますが、ゴム製ベルトの劣化からくるトラブルは最悪エンジンをダメにしてしまい走行不能になります(-_-;)
ですので劣化前に交換するんですが、日本車では10万kmが交換の目安なところ
欧州車では4~6万kmが目安になります、早い。。。
でも実際はどうなんでしょうか⁇
走行距離約55,000kmのチンクエチェントで見てみましょう!
エアクリーナーボックスを外したエンジンルーム。
次にファンベルトを外してみると
「オ~ノ~!」
さらにタイミングベルト・カバーを外してみると
「やっぱり、オ~ノ~。。。」
ヒビ割れ進行中です。。。
タイミングベルトを外すと
「オーマイガー‼」ですよ。
本当に劣化してる。。。
日本車では考えられない走行距離での劣化具合。。。
イタリア車がどうのこうのというよりも
部品の品質が違うんでしょうねぇ。
おまけにエンジンを冷やすラジエータ水を循環させる部品(ウォーターポンプ)からもピンク色の水漏れ発見。。。絶句。。。
とか言っててもしょうがないので全部新品に交換します!
新しいタイミングベルトには「Made in Germany」と書かれていました。
なぜかホッとする自分がいます。(イタリアに不信感はないですよ(-_-;))
無事に作業完了しエンジンをかけてみると少し静かになったように感じました。
フィアット・チンクエチェントではTwinAir以外の
「1,200cc」と「1,400cc」がタイミングベルト仕様なので交換が必要になります。
そろそろ交換距離かなという方はお気軽にお問い合わせくださいね、
作業はその日に完了しますよ!Ciaoチャオ(^^)/