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2019.05.01
「FIAT500」デュアロジックオイル交換!
『FIAT500(フィアット・チンクエチェント)』
のギヤチェンジは独特な仕組みなのをご存知でしょうか?
P(パーキング)とかD(ドライブ)とか無いんですよね。
かと言って、1-2-3-4-5速とかでも無い。。。
もう一度言います独特なんです。
オートマチック限定免許でも乗れちゃう、クラッチペダルの無い
「マニュアルミッション」といった感じの仕組みなんです!
その名も『デュアロジック!』(名前はカッコイイ)
500以外にPANDA(パンダ)にも使われていますよ(^^♪
ちなみに日本車スズキにも『5AGS(オート・ギヤ・シフト)』
というのがありまして、FIATと同じメーカーの製品を採用しています。
日本車の滑らかなA/T(特にCVT)に慣れていると、
正直乗りづらいと感じるでしょう(-_-;)
しかし!
ベースがマニュアルミッションなので、マニュアル車の運転免許証をお持ちの方なら1速~5速までのハッキリとした変速感は理解できるでしょう。
逆にダイレクト感が頼もしくもあります!
前置きが長くなりましたが、この変速のシステムに使われているオイル交換のお話です(^^♪
FIATではデュアロジックオイルは無交換(SUZUKIも)を謳っていますが、実際は交換した方が良いです。
だって、普通は人間がクラッチペダルを踏んだり、シフトレバーを動かしたりしている作業を機械にやってもらってるんですから。
その機械の中のオイルは劣化して当然ですよね。
クルマをリフトアップしてオイルタンクを見てみると。。。
案の定、オイルが劣化して真っ黒です。
しかも規定量以下になってしまってます。。。
しかし、無交換を謳っているから抜き取り用のドレンも無くオイルタンクを下にズラして抜くしかない。。。
何とか抜き取り終わったら、このデュアロジック専用オイルを入れます。
ちなみに(左)新しいオイル(右)抜き取った古いオイル
最後にキャリブレーションという校正作業を実施して完了です。
作業後はデュアロジックの作動音も小さくなりスムーズになったと思います。
交換サイクルも2~3万kmがベストと仰っているショップさんもあるように是非とも交換するべきだと思います!
愛嬌のあるFIATチンクエチェントを大切にのって頂くためのメンテナンスでした(^^♪
フィアット・パンダにお乗りの方もお気軽にお問い合わせくださいねー(^^)/